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武蔵野文化堂会館漫遊写真館猿島要塞さんぽ

帝国海軍猿島要塞さんぽ>つづき

愛のトンネル。中には送電線が這っていた面影が残る支柱があったり、ベニヤで貼られた入り口も見られます。倉庫・兵舎・指令部があったそうですが、いろんな愛もあったのでしょうね。って…もっとマシなネーミングは出来なかったのか! 愛のトンネルの次に小さなトンネル。小さな窓が気になりますねえ。これは倉庫でしょうか?アーチ型のベトンの上にジャングルが被っている様子は艦砲射撃でも大丈夫そうです。 猿島十字路を左折して砲台座を抜けると古代住居跡まで降りて行く階段が設けられております。行きはよいよい帰りは辛いってやつです。
これが古代住居跡。上から地下水が落ちて来ます。日蓮洞窟と言われておりますが日蓮聖人がここに隠っていたのかは定かではありませんでした。住むには良い感じですね。 洞窟のすぐ下には磯がありまして釣り客が大勢おりました。岩のくぼみに残された魚や貝などを採っている皆さんもおられましたが、ちいさな水槽(虫カゴ?)を用意してある辺りは慣れてますね。私はアメフラシを捕まえて海に放しました。 三連装機銃というよりは12.7センチ連装高角砲も余裕で設置できそうな広さがある砲大跡。もっとも帝都を守るのだから近付いた敵機を落とすようなものより遠くに飛ばす対空砲の可能性が高いですよね。真相はいかに?
猿島十字路をトンネルから直進すると見晴しのイイ広場があります。ここはお台場跡と呼ばれておりましたので24センチ加農砲や28センチ瑠弾砲があったのでしょうか?相当広いですよ。 展望台広場には着弾観測所のようなものがありました。ここはその銃眼みたいなところ。そんなに広くもないのであまり大きなものはそえられませんね。どちらかと言えば海というより坂道を睨んでいる感じです。でも銃眼にしてはデカイよなあ。 着弾観測所のようなもの全体像。3階(?)まで登ると結構な見晴しですが、高所恐怖症の人はかなりビビります。下から見ると大した事ないんですけどね。ちなみに柵をもっているのがウチのちびです。怖がって無いので心配です。

【感想】
島全体で釣りやピクニック、バーベキュウなどを楽しませる感じで観光化しようとしているフシがあり、ミリタリーファン的にはちょっと興醒め状態なのですが、大きな施設まで建造して観光化するのであればもう少しミリタリー感を演出してもいいような気がします。記念艦三笠のように指令部や兵舎を再現してみたり、そこに兵隊の生活を思わせるろう人形を置いてみたり、観測所を作り込んでみたり、対空砲のレプリカをおいてみたり、音声案内を設置してみたり…etc。まあ計算しても一日最高で800人程度しか渡せないからペイできる範囲内での観光化で留まるのでしょうか。いづれにしても見どころはレンガ積みの幹道くらいなものです。あとは妄想を駆り立てて歴史ロマンに耽るのも由しといった感じですね。ちなみにここはショッカーの基地として撮影されたこともあるそうです。そっち系のファンの人も楽しめるのではないでしょうか?いづれにせよ天気の良い日にはとても気持ちのいいところなのでピクニックには最高です。…ってわざわざ船じゃないと来れない所にピクニックに来る人間もそうそういないと思うけど…。

なんとなくサラリと散策して本土に帰って来ました。ミリタリー好きと一緒に来たら弁当でも喰いながらのんびりとおしゃべりするのもいいなあと思いながら、夕暮れも近い帰りの電車の中からイージス艦を記念に撮りました。ぶれとるやんけ〜。

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